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徳島からの患者様(2回目)

  • 執筆者の写真: 省三 遠野
    省三 遠野
  • 2016年7月2日
  • 読了時間: 2分

先日、徳島からの患者様のエピソードを紹介させて頂きましたが、今日2回目の来院でした。

1回目でかなり改善したとのことでしたが、何せレース中に120km/hで転倒している傷ですからさすがに1回の施術では難しい症状でした。

ということで、今回は残った症状を治して欲しいとのことでした。

7/10に岡山国際サーキット(昔はTI英田と呼ばれていたコース)のレースを控えて完璧にして欲しいとのこと。

肋骨骨折の後遺症で、右腕拳上による第5肋骨の疼痛

あとは、肩・背中の硬結(コリ)。

骨盤骨骨折の既往もあるのですが、それは1回目でほぼ改善。腰痛なし

背骨を触診すると、痛みの出ている右側の肋骨の異状よりも、左側に異状あり

脊柱全体を緩めた後、肋骨のアジャストを行い、左右差がなくなったことを確認

施術途中ですが、右腕を拳上してもらったら、疼痛なし

後は、僧帽筋(左)から後頭部にかけての硬結・・・

ここからはクラニアルテクニックです。

頭蓋骨と頚椎の位置関係が歪んでいるので、それを正常に持って行くイメージで頭部全体を支え、正常になるのを妨げている要因を探ると・・・

内臓は殆ど異状はない・・・

完全に頭蓋骨だけでいけると判断し、1次呼吸に合わせながら、イメージで頭蓋骨を正常化させていくと左側頭骨がメインであることが触知出来た。

そして、左側頭骨が動きやすくなるように、施術をすると後はほぐれる、ほぐれる

私「はい、終わり。起き上がって下さい」

患「お、ホンマや。凄く軽くなった、これでいける!」

私「あと何か気になる事は?」

患「ちょっと肩のここが・・・ここが・・・」

何ヶ所か細かい痛みが残っていましたが、一つ一つほぐして終了

50歳ライダーも30年間のレース人生に良い結果を残して、健康なまま引退して欲しいです。

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