ギックリ腰で杖をついて来られた患者様
- 省三 遠野
- 2016年12月20日
- 読了時間: 2分
以前紹介した徳島の患者様でミニバイクレーサーで、ギックリ腰で杖をついて来られました。3週間後に大事なレースを控えているのにギックリ腰で、半分諦めモード・・・
レースのエントリーやらメンテナンスなどで20万くらいつぎ込んだらしく、出場出来なかったら大ダメージとのこと。
ベッドに横たわるにも叫びながら、うつ伏せになってもらうにも叫びながら・・・
仰向けで寝てもらって一番最初に気になったところは、膝が浮いてしまっていること。これは大腰筋の硬縮がかなりある証拠。次に内側ハムスト、腓腹筋、足底筋などの硬結の確認。
まあ、完全にギックリ腰の典型でした。本人は叫びながら、ビフォーアフターの写真撮っといてくれたら良いよ。宣伝に使ったら良いよ。と、脂汗掻きながらも意外と余裕がある(笑)
触診で右側の大腰筋がより悪いのが分かったので、右側から施術。3分ほどで膝が浮いているのが治った。
左も同じ。3分ほどで膝の浮きが治った。
後は、骨盤矯正と背骨を緩めて、立ってもらい、腰を反らしてもらうと、ピキッと痛みが走るとのこと。
そこで、更に、起立姿勢のまま蝶形骨の矯正をして、もう一度腰の運動をしてもらうと、ピキッという痛みが無くなった。
まだ不安があるけど、仕事には差し支えない程度に回復したようです。
まだレースまでに、2回施術する機会が取れそうなので、無理せずここで終了。
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