膀胱炎?
- 省三 遠野
- 2017年1月9日
- 読了時間: 2分
今日は下肢のだるさを訴える女性が来院しました。
ゴルフ場のキャディーさん、歩く仕事ですので当然疲れるところだと判断して、筋肉ほぐしをメインに施術を進めていました。
ん?
私「膀胱に問題があるようですよ。何か心当たりは?」
患「え!膀胱炎で薬を飲んでいます。なかなか治らなくて・・・」
私「薬って抗生剤ですか?」
患「分かりません。市販の粉薬で苦いです。」
私「多分、それは漢方薬で猪苓湯っていうヤツですよ。1週間以上治らないなら、ばい菌が関係している可能性があるので、病院で診察を受けた方が良いですよ。」
患「市販の薬とは違うんですか?」
私「ばい菌が関係している場合は、抗生剤が早いです。市販の薬は抗生剤は入っていません。尿量を増やして、ばい菌を体外に流す効果と止血作用のある生薬を処方しているのが市販の膀胱炎の漢方薬です。そのまま放置していたら運が悪かったら腎臓に菌が入って腎盂腎炎の原因になるので病院に行く方が良いです。更に運が悪けりゃ入院です(笑)」
患「え~それは困る!」
私「整体で出来る事はしておきますが、病院には早めに行って下さいね」
検査すると、当然左腎下垂。右はOK。
大腰筋、左腎の施術で下肢のだるさはほぼ改善
寒さとトイレの我慢が原因で膀胱炎になったのでしょう。そして、足腰を支える筋肉に影響が出て、いつもより足腰が疲れやすい状態になっていようです
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